おいしいだしでお料理上手になろう♪
煮ものや汁ものの味の決め手となるだしは、素材の味を生かし、うま味をプラスします。時間のある時はぜひ、手作りのだしにもチャレンジしてみましょう。
昆布とかつおのだし
一般的な和食のだし。お吸いもの、煮もの、鍋ものなどに。
-
①昆布は堅く絞ったぬれ布巾でさっと拭き、切り込みを入れ、水1000ml(5カップ)に入れて20分程おきます。
-
②①を火にかけ、昆布のまわりに細かい泡が立って、煮立ちそうになったら昆布を取り出します(煮すぎるとぬめりや苦みが出るので注意する)。
-
③沸騰したら削り節を加え、中火のまま1分程煮て火を止め、5分程おきます(煮すぎると削り節の生臭みが出るので注意する)。
-
④キッチンペーパーを敷いたザルに静かに注ぎ、だしをこします(削り節を絞るとだしが濁るので、絞らない)。
煮干しだし
コクのある濃厚な味わい。みそ汁に最適。
-
①煮干しは頭とはらわたを取り除きます。
-
②分量の水に20~30分程つけておきます(一晩つけておくと、旨みが充分出ます)。
-
③中火にかけ、煮立ったら弱火にし、アクを取りながら2~3分煮ます。
-
④キッチンペーパーを敷いたザルでこします。
市販のだし
時間がない時に便利♪
-
粉末・顆粒タイプ
熱湯に加えるだけ。入れ過ぎには注意!メーカーによって塩分等が異なるので、パッケージの表示や味をみながら調整しましょう。少量使いが素材の味を生かし、美味しく仕上げるコツです。
-
パックタイプ
かつお節、煮干し、干椎茸等を原料にしてパック詰めしたもの。パッケージの表示に従って熱湯で煮出したら、パックをそのまま取り出す。