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はじめての離乳食ガイド

気を付けるポイント!

調理してから長時間経過している
料理はあげないようにしましょう!

赤ちゃんは細菌に対する抵抗力が弱く、ごく少量の細菌がついた食品を食べただけでも、食中毒を起こす危険があります。調理してから時間が経ったものは避け、調理も短時間で済ませるよう心がけましょう。

味が濃いものに注意しましょう!

大人用のレトルト食品・インスタント食品・ドリンク類・お菓子等、市販の加工食品には、油脂・砂糖・塩分等が多く含まれているものもあるので、与えないようにしましょう。
ハム類・練り製品類・漬物類には添加物や塩分が多い場合があるので控えましょう。

赤ちゃんに合った形状・大きさにしてあげましょう

離乳食の進み方は赤ちゃんによって違います。赤ちゃんの様子をよく見て、形状・大きさを調整してあげましょう。

赤ちゃんにはNGな食材に注意しましょう

・はちみつ(1歳まで×) ・黒糖(1歳まで×)・もち ・じゃが芋の芽 ・アーモンド ・ピーナッツ ・こんにゃくゼリー ・カフェイン飲料 ・炭酸 ・生卵 ・刺身
※肉、魚、卵はしっかりと火を通しましょう。

たんぱく質源を与える量に注意しましょう

赤ちゃんの消化機能はまだ未熟です。たんぱく質は成長に不可欠な栄養素ですが、たんぱく質を必要量以上消化するのは体に負担がかかります。適量が基本です。

特定の食材を避けることは予防になりません

食物アレルギーを心配し、自己判断で特定の食材を避けたり、与える時期を遅らせても予防効果はありません。少量ずつ、赤ちゃんの様子をみながらあげましょう。

ベビーフードの活用もOK!

離乳食のかたさ、大きさ、味に悩んだら、ベビーフードを参考にするのもおすすめです。手作りが大変な時や時間が欲しい時はベビーフードを上手に活用してみましょう!

食物アレルギーの原因になりやすい食材

食物アレルギーの原因になりやすい食材

アレルギーを起こしやすい食材を初めて与えるときのポイント

色々な食材でアレルギーが起こり得るので、初めて与える食材に関しては注意が必要です。

食材は1種類ずつ
与えましょう!

一度に複数の食材を与えると、アレルギーの原因となった食材が特定できなくなってしまいます。

まず、小さじ1食べさせて
様子を観察しましょう

離乳食後に発疹やひどい下痢、嘔吐などがないか注意して見てあげましょう。

なるべく午前中に
与えましょう

アレルギー症状が出てしまった時、すぐに受診ができ安心です。

でも...食物アレルギーを必要以上に怖がらないで!!

家族の中にアレルギー体質の方がいたり、離乳食を始めて発疹ができたりすると、何を与えて良いかわからなく、不安になってしまいますよね。そんな時、アレルギーを怖がって原因と思われる食材を中止してしまうと、必要な栄養が摂れず、かえって赤ちゃんの成長を損なってしまうことがあります。発疹等が出てしまい食物アレルギーが心配になったら、心配な食材を自己判断で中止せず、まずはかかりつけ医に相談し、予防や治療を行いましょう。