家事の分担は、共働き夫婦にとって大きなテーマのひとつです。「他の家庭がどのように決めているのか知りたい」「少しでも負担を減らしたい」と考えている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、共働き夫婦の家事分担の実態と、日々の作業を効率よく進めるための時短テクニックを解説します。毎日の家事負担を軽くしたい方はぜひ参考にしてください。
共働き世帯は年々増加しています。厚生労働省の『令和5年版厚生労働白書―つながり・支え合いのある地域共生社会―』によると、共働き世帯数は2022年時点で1,262万世帯に達しています。1980年と比較すると約2倍の水準となっており、夫婦共働きはごく一般的な選択となりました。
家事の負担を夫婦でどのように分けるかは、仕事と家庭を両立させるうえで大切なポイントです。しかし、家事の内容や負担の感じ方は家庭ごとに異なるため、最適な分担の形は一概には決められません。家族構成やライフスタイルに応じて柔軟に調整していく必要があります。
出典:厚生労働省「令和5年版厚生労働白書―つながり・支え合いのある地域共生社会―」
女性の社会進出が進む一方、家事は女性が担うものという意識は依然として根強く残っています。内閣府男女共同参画局が発表した『男女共同参画白書 令和5年版』の調査でも、女性の家事関連時間は男性の約3倍という結果になっています。こうした背景から、家事や育児、仕事を担う女性の負担は大きく、結果として睡眠時間が短くなりやすい傾向も指摘されています。
女性に限らず、「自分ばかりが大変だ」という気持ちが蓄積すると、夫婦間のすれ違いや関係の悪化につながりかねません。お互いが無理なく家事に取り組むためにも、分担のあり方を定期的に見直すことが重要です。

夫婦が納得して家事分担を行うためには、話し合いや仕組みづくりが欠かせません。ここでは、不満を減らすための具体的な方法を5つご紹介します。
家事の分担を決める前に、どれぐらいのクオリティで家事をするか、家事の得意・不得意はあるかを夫婦で話し合っておきましょう。掃除の頻度や料理にかける手間など、理想とするレベルは人によって異なるからです。
価値観がズレたまま家事をすると、「やったのに文句を言われた」「きちんとやってくれていない」といった不満につながりやすくなります。平日の料理は時短を優先する、排水口の掃除は週に1回行うなど、具体的に決めておくと、認識のズレを防げます。
また、お互いの得意・不得意を把握し、それぞれが得意な家事を担当すると、効率よく進みます。苦手な家事が被る場合は、交代制にする、外部サービスを活用するなどの工夫で不公平感を軽減しましょう。
家事の振り分けをスムーズに進めるには、まず家庭内の家事をすべて書き出すのがおすすめです。風呂掃除や食器洗いなど毎日必ず行う作業はもちろん、消耗品の補充・詰め替え、子どものおもちゃの整理、保育園・学校との連絡など、いわゆる「名もなき家事」も含め、思いつく限りリストアップします。
例えばゴミ出し一つをとっても、各部屋のゴミを集める、ゴミ袋を設置する、分別する、回収日を把握する、ゴミ捨て場に出すなど、複数の作業が含まれています。こうした細かな工程もあわせて書き出しておくと、実際の家事負担の偏りを抑えやすくなるでしょう。
家事をリストアップしたら、それぞれの担当者を明確にした家事分担表を作ります。明文化をすれば、言った・言わなかったというトラブルが防げます。また、当事者意識の向上につながるメリットもあります。
担当を決める際には、これまでの負担量や得手・不得手を踏まえ、お互いが納得できる配分になるように調整します。分担表ができたら、冷蔵庫など日常的に目に入る場所に貼っておきましょう。また、スマートフォンのアプリを使って共有する方法もあります。出先でも確認しやすく、抜け漏れの防止につながります。
どちらか一人でも生活に変化があったときには、家事分担を見直すことが重要です。転職や昇進、妊娠・出産、子どもの進学、介護など、ライフスタイルが変わるタイミングでは、体力的な余裕や家事にかけられる時間も大きく変化します。そのままの分担を続けると、一方に負担が偏り、不満が蓄積しやすくなるため注意が必要です。
また、ライフスタイルに大きな変化がない場合でも、今の分担で無理なく続けられているか、見直したい部分はないかを定期的に話し合えるのが理想です。こまめに調整することでストレスなく家事をこなせる状態を保てます。
お互いに気持ちよく家事をするためにも、感謝の気持ちを言葉で伝えることが大切です。「ありがとう」の一言があるだけでモチベーションは大きく変わります。
また、相手に任せた家事に対して口を出しすぎないこともポイントです。改善してほしい点がある場合は、感情的に指摘するのではなく、「次はこうしてもらえると助かる」というように、お願いベースで伝えると受け入れてもらいやすくなります。さらに、改善が見られた場合は、その点について感謝の気持ちを伝えることで、さらに前向きに取り組んでもらえるようになります。

家で過ごす時間が限られる共働き夫婦にとって、家事そのものにかかる時間を短縮する工夫は欠かせません。ここでは、日常的に取り入れやすい家事の時短テクニックを4つご紹介します。
洗濯乾燥機やロボット掃除機、食器洗い乾燥機などの時短家電を取り入れると、家事の負担を大幅に削減できます。洗濯乾燥機があれば、洗濯物を干す手間、取り込む手間がなくなりますし、ロボット掃除機があれば夜間や外出中に床掃除を済ませられます。購入費はかかりますが、時短家電によって生まれた時間を家族とのふれあいや趣味などに充てられるようになる点は大きなメリットです。
また、お互いが負担に感じる家事をサポートできる家電を取り入れると、精神面で余裕が生まれ、余計なイライラを抱えにくくなります。
特に疲れている日や忙しいタイミングには、外食やフードデリバリーを活用するのも選択肢のひとつです。買い出しや調理、片付けといった一連の作業が丸ごとなくなり、夕食づくりの負担を一気に軽減できます。
ただし、頻繁に利用すると食費がかさむことと、栄養バランスが偏りやすくなることには注意が必要です。繁忙期だけ利用する、週に2回までにするなどのルールを決め、メリハリをつけながら上手に活用すれば、罪悪感なく取り入れられるでしょう。
時間に余裕がある休日に平日分の食事をまとめて作っておくことも有効な時短テクニックです。肉や魚に下味をつけて冷凍しておく下味冷凍や、日持ちする常備菜を作り置きすると、平日は簡単な調理や加熱だけで食事を用意できます。
週末の作り置きを夫婦の共同作業として家事分担に組み込むのも良いでしょう。料理が苦手な場合でも、下処理や片付けなど、できることを担当することでハードルが下がり、取り組みやすくなります。
料理の負担を軽減したい方に便利なのがミールキットです。ミールキットとは、1食分の食材と調味料、レシピがセットになった商品で、食材の買い出しや下ごしらえの手間が省けます。「手作りの食事を食べたいけれど買い出しに行く時間がない」「献立を考えるのが負担」という共働き夫婦にとって頼れるサービスです。
また、料理初心者でも簡単に作れる商品が多く、これまで料理を避けていたパートナーもご飯作りを担当しやすくなる点も魅力です。
共働き夫婦が家事の分担を決める際には、価値観をすり合わせて家事分担を可視化すると不満を減らせます。また、時短家電を導入したり、外食やフードデリバリーを利用したりと、家事そのものの負担を減らす工夫も重要です。
料理の負担を軽減したい方におすすめなのがミールキットです。ヨシケイのミールキットは、食材とレシピがセットになっており、短時間で栄養バランスの整った食事が用意できます。ラインナップは調理時間約10分の時短コースから本格コースまで幅広く展開。料理が苦手な方や料理にかける時間がなかった方でも取り入れやすく、家事分担の選択肢が広がります。
また、専用ボックスへの置き配にも対応しているため、日中不在がちな共働き家庭でも無理なく利用できます。管理栄養士が監修した栄養バランスの整ったメニューで家族の健康を支えられる点もメリットです。
夕食づくりの負担を減らし、無理なく家事を分担できる環境をつくるためにも、ぜひヨシケイのミールキットを取り入れてみてください。